社長あいさつ

地元菓子メーカーの和菓子の高級箱作りから
はじまった府中紙工。
脈々と息づいてきたものづくりの伝統を受け継ぎ、
新たなチャレンジにも挑む三代目社長が思いを語ります。

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社長あいさつ

府中紙工株式会社

代表取締役 三宅陽一郎

商品の価値を高める高級箱の市場を、
国内外に拡大していきたい。

当社の高級箱製造は、家内制手工業に近い形でスタート。
当初は地元菓子メーカーの高級菓子に使われる高級箱を手作業で作っていましたが、その後高級箱製造の機械も自社で開発・製造するようになり、機械による全自動化が可能になりました。
今では菓子以外にも、広島県が誇る熊野筆、携帯電話、アパレル、日本酒など、ジャンルは多岐に渡り、中には誰もが知っているあのブランドの商品パッケージも実は当社で製造…というものもあります。
近年、国内だけでなく上海にも工場を構えたことで生産効率が高まり、大量ロットでの生産にも対応できるようになりました。
国内の高級箱メーカーでは小規模な工場を抱える会社が多い中、当社では大量生産可能な体制に加え、製品のクォリティの高さを維持しているからこそ、各社様からお取引いただけているものと自負しています。
しかし現状、国内の高級箱業界は決して大きな市場とはいえず、国内の市場拡大に寄与する活動も今まで以上にしていかなければならないと考えているところです。

高級箱は、単に商品を入れる箱ではありません。
商品を高級箱に納めることで高級感を増し、商品の価値を高める役割を果たすのが高級箱です。
新たな技術の開発にも積極的に取り組んでいき、いま以上に価値を高める高級箱を生み出していきます。
さらには、インドをはじめ、まだ未開拓の高級箱市場を拓いていきたいという思いもあります。
社員一同、助け合いながら国内外のフィールドでともに成長していきたいですね。